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プロフィールまとめ 力士工がネットに残したプロフィールの変遷を追うページです。 桜の欲求不満日記 2006.5.8~2006.12.31 かなえキッチン 2008.3.21~2009.9.9 ぽっちゃりソープ嬢さくらのブログ☆出勤は謎☆ 2008.4.16日~2008.4.24 出会い系サイト(マッチコム)登録 Kana1127 出会い系サイト(マッチコム)登録 piano_sweets34 現在作業中です。まとめにあたっては、できるだけ力士工の文章そのままを記載するようにしています。(語尾やテニヲハを変えている箇所もあります)特にかなえキッチンのごはん日記からプロフィールに該当する内容をみつけた方は、転記していただけると助かります。よろしくお願いいたします。 桜の欲求不満日記 かなえキッチン ぽっちゃりソープ嬢さくらのブログ☆出勤は謎☆ マッチコム(kana1127) マッチコム(piano_sweets34) 名前 桜 桜さくら 生年月日・血液型 1977年9月12日おとめ座30歳A型 いて座A型 34歳いて座A型 身長・3サイズなど 私を一目見るなり、ドラえもんか!減量は必要だよ、とも言われた T158B110・W70・H100ぽっちゃりタイプ 身長 158.0cm体型 ぽっちゃり 出身 出身地 北海道 実家は北海道 北海道生まれ 家族構成 父母、妹(次女夫と1歳の姪)妹(三女学生)弟 家族と同居しています。 四人兄弟の長女です。妹(次女)と弟結婚し、甥2歳と姪4歳がいます。4年前に交通事故で父を亡くし、母は自分の実家で祖母と一緒に暮らしています。 弟1人妹2人の4人兄弟の長女です。弟と妹は既に結婚し幸せな 家庭を築いている。 同居人 今の彼とお付き合いする頃に、妹と同居しました。 独身の三女とは去年まで7年間一緒に暮していた。 1人暮らし ペット 13歳になるシーズー2頭(男女) 犬 桜の欲求不満日記 かなえキッチン ぽっちゃりソープ嬢さくらのブログ☆出勤は謎☆ マッチコム(kana1127) マッチコム(piano_sweets34) 学歴 大学院修士終了大学院ドクターコース(博士課程)を修了半ばで休学中 高校卒業 無回答 職歴 月に一度の北海道研修仕事柄、子供について勉強や研究をしているし、実際子供(3歳以上)と接する機会もあるペットシッターのバイト 社会人として最初のお仕事は音楽教室でピアノ講師でした。高校時代ボランティアサークルに入り、図書館で子供たちに紙芝居や絵本を読んだり、高齢者施設でのお手伝いをしていたこともあり、大人になってからも障がい者の介助や、高齢者介護のお手伝いをしていました。子供の頃からの趣味であったお菓子教室を開き教えていました。 音楽教室でピアノ講師・お料理教室でお菓子作りの講師を経て、今年の春から学生。 職業・収入 週に一度はフランス語教室。母の新しい会社のパンフレットに載せる写真を撮るために、母と新会社の女性役員達が美容室に集まりました。今日は、母の会社の仕事のお手伝いがあり、一日中慌しかった。毎月北海道・札幌へ研修に行っているのは、母が経営している会社なのです。私が勤務している会社は、母が若い頃勤めていた会社で割と融通がききまして、かなり自由にさせてもらっています。 本業は、お堅い教育機関の研究員です。学費を稼ぐために2008年4月15日から吉原のソープ嬢としてバイトをすることになりました。大学院生で、自分の研究のほかに学部のtaもしている。私は、生活に困ってソープ嬢のバイトをしようと思ったと書いたことはないのに、なぜか皆さん、明日食べるのにも困るような経済的な困窮状態を想像されるようですね。親との約束で、学費の援助は30まで、と言われていたので、その年齢になり、自分で稼がなくては、と思っただけでして。 学生です。(製菓と製パンを学んでいます)年収 無回答 料理学校でフランス菓子とフランスパン作りを学んでいます。 資格 私は運転免許を持っていない 調理師と製菓衛生師(パティシエ)の資格があります。 桜の欲求不満日記 かなえキッチン ぽっちゃりソープ嬢さくらのブログ☆出勤は謎☆ マッチコム(kana1127) マッチコム(piano_sweets34) 趣味 デザートなどのお菓子も毎日自分で作る私はお菓子作りが好き 料理、読書写真 数年前に一眼レフカメラを購入してから、写真教室にも通っています。グルメ 美味しいお店を探して食べ歩きするのが趣味です。クッキング お料理、お菓子作り、パン作り大好き。アダルトDVD収集(綺麗な女性の裸は美しいのでたまに買って一人で見ています) お料理とお菓子作り、保存食作りが好き。本を読むこと、DVDを観たり、愛犬のお世話をしたり家事全般が好き。5年ほど前から一眼レフデジタルカメラの趣味が増えた。観劇や美術館巡り、温泉旅行も好きです。音楽はジャンルを問わず色々な曲を聴きます。近年歌舞伎も楽しんでいます。クラシック音楽も親しみがあります。お墓参りに行き僧侶の説法を聞くのも楽しみです。神社仏閣などパワースポット巡りは好きです。楽しいことが大好きです。 本について話す読書するコーヒーを飲みながら会話料理をするレストランで食事ガーデニング工芸コンサートに行くショッピング骨董旅行ボランティア活動写真自然音楽 J-POP文学歴史歌を歌う楽器を演奏する音楽 クラシック・オペラ 喫煙・お酒を飲む習慣 私はタバコが嫌い。一度も吸ったことはないけれど、女性は絶対に喫煙してはいけないと、昔から思っている。喫煙家というだけで、ちょっと軽蔑の対象になってしまう。お友達と久々にお酒を飲む。昨日は久々に飲み過ぎた。先日久々に朝まで飲んだk大の医師たち久々に飲み会にでも行こうかなっ... 私も梅酒なぞ飲みながらTVを見てます。帰宅が9時過ぎてしまった。こんな時はホットワインを作ります。 タバコ 全く吸わないお酒 たまに 好きな芸能人 リリー・フランキーみうらじゅん小田和正速水もこみち叶姉妹君島十和子北斗晶 さまぁ〜ず小田和正、玉置浩司、財津和夫など年上の男性シンガーソングライターが好き。 嫌いな芸能人 佐々木健介福留功男黒木瞳 桜の欲求不満日記 かなえキッチン ぽっちゃりソープ嬢さくらのブログ☆出勤は謎☆ マッチコム(kana1127) マッチコム(piano_sweets34) 現在の彼・過去の男性経験など もうお付き合いして何年にもなる10歳年上の彼との体の相性が悪いのが悩み。今までお付き合いした男性も淡白な人ばかりだった。最初にお付き合いした彼は、とても大きなペニスの持ち主だった。高校時代から社会人になるまで、お付き合いしている間、一度の浮気もなく彼のペニスしか知らなかったので、その大きさが普通だと思っていた。次に付き合った彼は2歳年下の学生だった。なんと彼は童貞だったけれど、情熱的で優しい人だった。お酒が入るとエッチモードになっちゃう。今夜も一人エッチしちゃいそう。今まで付き合った彼は本当に指と舌が上手だったなぁ。私は今の彼以外に二人の男性しか知らないのですが、今二人は仲良しなので、たまに連絡を取り合って、私の話をしているみたい。二人の元彼は、人として一生付き合っていける男性だと思っている。多分今の彼にその感覚はわからないだろうと思うから、話さない。仕事上でも繋がりを持っていくことになりそうなので、今の彼と結婚するようになれば、きちんと説明しなくてはいけないと思うけれど。 私は、彼氏ができてお付き合いすると長くて、一年や二年でお別れしたことはない。個人的にバイトで雇ってくださる優しい男性がいたらご連絡ください。結構本気で独占契約してくれる方募集したいくらい。私がローションで遊ぼうと思ったのは、性欲の薄い彼に、あの手この手と試行錯誤し、精力剤を買うために行った「赤ひげ薬局」の店員さんに教えてもらったのがきっかけです。それ以来はまりましたね〜。ベッドでは受け身のほうが好きですが、マットでは攻めのほうが好きです。 好きなタイプ・嫌いなタイプの男性 男性も綺麗な肌の人が好き。今度前の女性と比較されたら、あっさり別れます。何より、女性が喫煙することを良し、とする男性は嫌いです。 好きなタイプ 誠実な人苦手なタイプ 不誠実な人、不潔な人、いい加減な人男性で紅茶を好んで飲む方は素敵ですね。 甲斐性と男らしい包容力のある方を望みます。年下や同年代の男性には魅力を感じません。 桜の欲求不満日記 かなえキッチン ぽっちゃりソープ嬢さくらのブログ☆出勤は謎☆ マッチコム(kana1127) マッチコム(piano_sweets34) 希望する相手・相手に対する要望など 彼には是非、モーツァルトを聴いてもらいたい。私は定期的にセックスしないと、かなりイラつく。私はどんな時でも、sexしたいのよね。釣りに行こうか、とか誘ってくれてお気に入りのペンションに連れて行ってくれて、いっぱいエッチしてくれるのが一番なんだけれど。我が家は代々恵まれた環境で生活してきましたが、結婚相手に裕福な資産状況は求めてきませんでした。 一緒に食べ歩きデートしてくれる彼氏がほしい♪彼氏ができたらこんな手作りチョコクッキーをあげたいな♪甘い物が好きな男性だと嬉しいな。hが好きな人がいいな。外でのデートも楽しいけれど、自宅で手料理をふるまって、のんびりイチャイチャしたいなぁ。清潔であるとか、誠実であるということは大前提として、男性に対して年齢とか容姿とか職業は気にしません。でも、マナーの悪い男性は苦手です。相手を尊重する気持ちを知らない方はご遠慮したいですね。 年齢や容姿にこだわりはありません。40〜70歳東京23区から50キロ圏内身長160.0〜185.0cm体型 問わない最終学歴 問わない職業 役員,管理職,銀行,金融,不動産,販売業,飲食業,法律関係,弁護士,医療関係,医師,建築業,旅行,宿泊,交通,自営業,定年退職 結婚観・いつごろ結婚したいか 本来、できちゃった結婚なんていけないのだ。一日中ホテルのベッドの中で過ごしてくれるような人と付き合いたい。付き合いたいというより、結婚したい。年齢的に、結婚や、これからの人生を真剣に考えるようになり、やはり私のことを、真剣に思ってくれる人、私のために時間を使ってくれる人と共に歩みたいと思うようになりました。 将来の夢 お嫁さん何歳くらいで結婚したい? 良い人がいたらいつでも。1度は言われてみたい憧れのセリフは? 結婚して下さい1度は言ってみたい憧れのセリフは? あなたと結婚したいです お互い気持ちが重なれば、トントン拍子にゴールインできるような結婚への準備が整っている真剣に生涯のパートナーをお探しの方を希望します。 10月に引越しすることになり、それまでに運命の人と出会えるかしらと期待し登録しました。会った瞬間に心に強く感じる男性がきっといると信じています。深く大きな 愛情と強い信頼関係を築ける方と電撃的な結婚を夢見て真剣に生涯のパートナーを探しています。 子供は欲しいか はっきり言って赤ちゃんは苦手だった。姪ができて初めて赤ちゃんも可愛いかも、と思えたほど。彼との子供が欲しい一番の理由は、その容姿かも〜。 可能な限り たぶん。お相手の年齢にもよりますが、私との子供を望まれるなら出産、子育ては喜んでしたいと思っていますがもしそれがかなわない人となら二人の生活を大切にしていきたいと思うので、その点は臨機応変に考えています。 桜の欲求不満日記 かなえキッチン ぽっちゃりソープ嬢さくらのブログ☆出勤は謎☆ マッチコム(kana1127) マッチコム(piano_sweets34)
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@wikiへようこそ ウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。 このページは自由に編集することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更(サイト名、トップページ、メンバー管理、サイドページ、デザイン、ページ管理、等)することができます ■ 新しいページを作りたい!! ページの下や上に「新規作成」というリンクがあるので、それをクリックしてください。 ■ 表示しているページを編集したい! ページ上の「このページを編集」というリンクや、ページ下の「編集」というリンクを押してください。 ■ ブログサイトの更新情報を自動的に載せたい!! お気に入りのブログのRSSを使っていつでも新しい情報を表示できます。詳しくはこちらをどうぞ。 ■ ニュースサイトの更新情報を自動的に載せたい!! RSSを使うと簡単に情報通になれます、詳しくはこちらをどうぞ。 ■ その他にもいろいろな機能満載!! 詳しくは、FAQ・初心者講座@wikiをみてね☆ 分からないことは? @wikiの詳しい使い方はヘルプ・FAQ・初心者講座@wikiをごらんください。メールでのお問い合わせも受け付けております。 ユーザ同士のコミュニケーションにはたすけあい掲示板をご利用ください 要望・バグ・不具合報告はメールでお気軽にお問い合わせください。
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エンディング条件 【親父(王子存在)>王子>ネコ>(魔界)>南国>ウサギ>モグラ>親父(王子非存在)】が結婚の優先順位 父との結婚 スタミナ:知力:気力:プライド:気品:センス:魅力:武勇=600以上。気だて=800以上。信頼度=100 モラル=300以上~500未満。 家事手伝いを30回以上実行する事。 ホステスのアルバイト禁止。 ED時の娘の状態は「通常」か「ぶりっこ」の事。 王国のプリンセス このEDにはA条件、B条件がある。B条件の方が達成し易い。 A条件 スタミナ:知力:気力:プライド:モラル:気だて:センス=500以上。気品:魅力=999武勇は気だてより低い。信頼度:条件無し。ED時の養育費1000G以上。 B条件 スタミナ:200以上。気品:300以上。モラル:気だて=300以上。魅力:800以上。気品+気だて+魅力の合計値=1500以上。王宮バイト15回、王宮で王子と会話3回目イベント発生。 A条件のエピローグ変化 (1)王子、執政官の両者とも面識無し。ローズ婦人紹介(市場でのスカウト無し)で、王宮バイト0回。または紹介無し。 (2)王子とのみ、王宮外で面識がある。市場でスカウトされたが、王宮バイト0回。 (3)執政官とのみ面識がある。王宮バイト1~4回 (4)王宮で王子との会話が1回以上ある。王宮バイト5回以上で、B条件と同じ。 モノローグ変化 (父の職業によって変化) ・没落貴族 ・引退騎士 ・その他の3通りで変化。 モグラのプリンセス 気品=500以上。魅力=700以上。鉱山バイトを10回以上でイベント発生。 16歳の1年の間に「鉱山」を2回実行し、モグラからプロポーズされる事。 イベントさえ起こせば、以降はパラメータ条件はなし。 異境のプリンセス(南国妖精王子) スタミナ=400以上。気品=300以上。魅力=500以上で 南国のドレスを着て16歳の夏(6~8月)のバカンスに2回行くと出会える。 2回目で色黒妖精からプロポーズされる事。 イベントさえ起こせば、以降はパラメータ条件はなし。 ウサギのプリンセス 気品=300以上。センス=300以上。魅力=500以上で ウサギのスーツを着て16歳の春(3~5月)のバカンスに2回行く。 2回目でウサギからプロポーズされる事。 イベントさえ起こせば、以降はパラメータ条件はなし。 魔界のプリンセス モラル=100未満。魅力=500以上。信頼度=50未満。EDまでに条件を満たす事。 闇のスーツを着るかモラル=50未満で15歳の冬(12~2月)のバカンスに行く。 イベントはゲーム中1回限り。 ネコのプリンセス(WIN版、SS版のみ) 気だてを500以上(正確な数値不明)にして、春(3~4月)に自由行動に行かせる。すると10%の確率で、仔猫を拾える。 センス=400以上。魅力=500以上。キャットスーツを着た状態で14歳以上の冬を過ごす。 (各フェーズ開始時にイベントが発生し、3回発生すればOK) 仔猫の看病イベントはEDに関係なし。
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175 名前:通常の名無しさんの3倍 :2014/12/26(金) 16 30 22.00 ID DjwfxQn+0 ~もしもアムロ兄さんがとっととベルトーチカと結婚していたら~ アムロ「ただいま~」 ベル「あなたおかえりなさいシローさんとアイナさんが遊びに来てるわよ」 シロー「兄さん久しぶり」 アイナ「お邪魔してます」 アムロ「おお!久しぶりだな新婚生活はどうだ?」 シロー「お陰様で順調だよ」 ロラン「アイナさんがケーキを買ってきてくださったんですよ兄さんの分も取ってあります食べますか?」 アムロ「ああ、ありがたく戴こう」 ロラン「じゃあお茶淹れますね」 ベル「ロラン、後は私がやるからもう寝なさいあなた明日も学校でしょ?」 ロラン「義姉さんすみません、じゃあおやすみなさい」 アムロ「ああおやすみ、・・・しかしシローが結婚して、マイも家を出て、ドモンもレインさんと同棲し始めてなんだか家が広くなったなー」 シロー「兄さんが結婚してみんな安心したのさ、俺だってベル義姉さんが居なかったらアイナと結婚なんて考え無かったと思うよ」 アムロ「しかしマイはちゃんと一人暮らしできてるのか?あいつは仕事馬鹿だからなぁ」 ベル「モニクさんが時々家に来て掃除とか洗濯してくれてるらしいわよ」 アムロ「へえ、マイの奴も隅に置けないなw後は・・・」 セレーネ「あ、シローにアイナちゃんいらっしゃい、ケーキあるじゃない!ベル義姉さんあたしもお茶ちょうだい」 アムロ「・・・こいつだけか」 シロー「と、なるわけだよ兄さん、兄さんが結婚すれば皆幸せに」 アムロ「その展開でもセレーネは・・・orz つかシローおまっ仮の話とはいえ俺の相手をベルトーチカに確定して話すのは各方面に気を使った配慮をお願いしますだよ!」
https://w.atwiki.jp/japan_dorama/pages/6200.html
amazonで探す @楽天で #持続可能な恋ですか を探す! 火22TBS 2022.04.19~2022.06.21 7.8% 公式HP wikipedia instagram 前 ファイトソング 次 ユニコーンに乗って Hulu NETFLIX dTV PrimeVide U-NEXT TVer Paravi GYAO youtube検索 / dailymotion検索 / bilibili検索 1 結婚願望ゼロ 33才娘 父とW婚活始めます!?乱れ咲く春の純恋愛 2022/04/19 8.9% 2 友達以上の関係性!? 子の恋心、親知らず 2022/04/26 7.6% 3 好きな人のウラの顔!? 奪われた父娘の恋心 2022/05/03 7.2% 4 最後の夜… サヨナラ私の一番大切なヒト 2022/05/10 7.7% 5 父と娘と母の旅立ち 一番会いたい貴方に 2022/05/17 7.5% 6 二人の夜に大告白!? 燃え盛る父娘の恋心 2022/05/24 7.4% 7 結婚しない交際開始 諦めない男の逆襲! 2022/05/31 7.7% 8 父娘のダブル告白!? 私が選ぶ新しい世界 2022/06/07 7.5% 9 満月のプロポーズ! 父と娘34年愛の奇跡 2022/06/14 8.0% 10 完結?私の最終決断 父娘愛が起こす奇跡 2022/06/21 8.5%
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#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (DSCN0785.JPG) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (DSCN0790.JPG)
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【検索用 さてはけつこんするな|登録タグ:2022年 こうちゃん さ ふくらP 人狼】 概要 リンク 関連動画 関連項目 ふくらP こうちゃん コメント 名前 コメント
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梓「私、結婚する事になりました」 唯「……ほ、ほんとに?」 梓「はい!」 唯「そっか…おめでとう。あずにゃん」 梓「ありがとうございます。唯先輩!」 唯「………」 梓「どうしたんですか?」 唯「ううん、何でもないよ」 梓「そうですか…私の結婚相手の彼の写真です」 唯「うん…」 梓「彼は凄く素敵でして………」 唯「うん…」 梓「今日はありがとうございました。結婚式にはぜひ来てくださいね!」 唯「うん…行くよ…」 梓「それじゃ失礼します」 唯「またね」 唯「結婚か…あずにゃんが結婚……」 唯「これで良いんだよ」 唯「あずにゃんが幸せならこれで…」 律「唯、本当に行くのか?」 唯「なんで?」 律「なんでって…」 澪「そうだぞ、唯。無理して行かなくても」 唯「あずにゃんの結婚式だよ。HTTのメンバーの私が行かなきゃ駄目だよ」 澪「でも…」 唯「それに私はあずにゃんが幸せになれば……それで良いよ…」 紬「唯ちゃん」 唯「行こう」 律「ああ…」 律「梓、おめでとうー」 梓「皆さん!」 澪「おめでとう」 紬「おめでとう梓ちゃん」 梓「ありがとうございます!」 唯「………」 梓「唯先輩?」 唯「あっ、ええっと…おめでとうあずにゃん」 唯「似合ってるよ…ウェディングドレス……」 唯「その…ほんとに綺麗だよ……」 梓「ありがとうございます…今日は楽しんで行ってくださいね!」 唯「うん…」 神父「それでは誓いのキスを」 梓「はい///」 パチパチパチパチ 唯「……」ガタッ 律「唯…?」 唯「あずにゃん…うぅ…」 律「唯?」 唯「りっちゃん…」 律「大丈夫か?」 唯「私、本当に駄目だね…」 唯「あずにゃんが幸せなら良いと思ってた。あずにゃんが幸せになるなら応援してあげるべきだと思ってた」 唯「だから今日の結婚式も精一杯応援してあげようと思った」 唯「でも…でも…あずにゃんがキスしてるところで耐えられなくなっちゃった…」 唯「うぅ…」 律「唯…大丈夫だよ」 唯「あずにゃん…あずにゃん……」 唯「あずにゃん?」 梓「唯先輩、お久しぶりです」 唯「ど、どうしたの突然?」 梓「いえ、久しぶりに唯先輩に会いたくなりまして…あがっても良いですか?」 唯「…うん、良いよ」 梓「唯先輩と会うの久しぶりですよね?いつ以来ですかね」 唯「多分、結婚式の時以来じゃないかな……」 梓「そんなになるんですね」 唯「ところであずにゃんは今日何か用事があって来たの?」 梓「…唯先輩と久しぶりに話がしたいなと思っただけですよ」 唯「そっか…」 梓「唯先輩は今、何をしてるんですか?」 唯「一応、働いてるよ」 梓「付き合ってる人とかいないんですか?」 唯「えっ………いないよ」 梓「いないんですか?唯先輩ほど可愛いければ付き合ってる人とかいてもおかしくないと思ってたんですが」 唯「いないよ…ほんとだよ」 梓「そうですか」 唯「あ、あずにゃんの方はどうなの?家庭生活とか……」 梓「……それなりに楽しくやってますよ」 唯「そうなんだ…」 梓「………」 唯「どうかしたあずにゃん?」 梓「いえ…唯先輩」 唯「何?」 梓「久しぶりに抱きついてくれませんか?」 唯「えっ?」 梓「昔に良くやってたじゃないですか。あずにゃんって言って抱きついてくるのを」 唯「そうだったけど…今?」 梓「駄目ですか?」 唯「じ、じゃあ…あずにゃん」 唯「どうかな?」 梓「この感触、久しぶりです」 唯「わ、私も…」 梓「唯先輩はいつでも暖かいですね」 唯「えっ……」 梓「この暖かさが好きでした。もっと強く抱きついてもらえますか?」 唯「もっと?」 梓「お願いします」 唯「わ、分かった」 梓「唯先輩…うぅ…」 唯「あずにゃん!?どうしたの…?」 梓「……今日は会えて良かったです。もう帰りますね…」 唯「待ってあずにゃん!」 梓「…なんですか?」 唯「困った事があったら何でも言って良いんだよ」 唯「だって私はあずにゃんの…あずにゃんの…先輩だから…」 梓「ありがとうございます…でも大丈夫です」 唯「あずにゃん…」 梓「…また来ても良いですか?」 唯「…いつでも待ってる」 梓「またまた来ちゃいました」 唯「あずにゃん!あがってあがって」 梓「はい!」 唯「こう何度も会えると高校時代を思いだすね」 梓「そうですね…あの時は良く唯先輩と会ってましたから」 唯「はい、あずにゃんお茶」 梓「ありがとうございます…あっ」 梓「す、すいません!」 唯「大丈夫だよ。今、拭くものをもって来てあげるから」 唯「このタオルで良いや」 唯「あずにゃん、タオル」 梓「凄いこぼれちゃいましたね…」 唯「大丈夫だよ。あずにゃんの服についてるね…拭いてあげる」 梓「そ、そこは!」 唯「えっ…痣」 梓「………」 唯「この痣…今ついたものじゃないよね?」 梓「………何でもないです」 唯「あずにゃん、前にも言ったけど困った事があったら何でも言って良いんだよ」 梓「…実は」 唯「うん…」 梓「夫から暴力を…」 唯「えっ!?」 梓「もうどうしたら…良いか…」 唯「あずにゃん」 梓「唯先輩…」 唯「ごめんね…何度も会ってたのに気付いてあげられなくて…ごめんね」 梓「唯先輩が謝る事じゃないですよ」 唯「でも…」 梓「唯先輩…大丈夫ですから」 唯「………」 梓「………」 唯「あずにゃん、今…幸せ?」 梓「…いえ」 唯「そっか…」 梓「はい…」 唯「…良かったら私と暮らさない?」 梓「えっ」 唯「このまま家に戻ってもまた暴力を受けちゃうよ…だからね」 唯「それと私が決める事じゃないけど離婚した方が良いと思うんだ」 唯「ムギちゃんに頼めば良い弁護士さんを紹介してもらえると思うから」 梓「……お願いできますか?」 唯「任せておいて」 唯「弁護士さんから電話で離婚成立したって」 梓「…今までありがとうございました」 唯「私のおかげじゃないよ」 梓「でも唯先輩は色々助けてくれましたから」 唯「そんな事ないよ。それであずにゃんはこれからどうするの?」 梓「そうですね…」 唯「行くところがないならこのままいて良いんだよ」 梓「…もうしばらくお世話になっても良いですか?」 唯「もちろんだよ!」 唯「そうと決まったら夕食の材料を買ってくるよ」 梓「それだったら私が買ってきますよ。お世話になりますし買い物ぐらい行かせてください」 唯「そう?じゃあお願い」 梓「任せてください。行ってきます」 唯「気をつけてね」 梓「夕食の材料は…えっと……」 律「あれ?梓じゃん」 梓「律先輩、お元気でしたか?」 律「元気だよー梓は何してんの?」 梓「夕食の買い出しですよ」 律「買い出しねぇ。そういや梓は今、唯のところにいるんだっけ?」 梓「そうですよ。もう一緒に暮らしてから結構たってますよ」 律「梓はさ。唯との暮らしは幸せか?」 梓「えっ、突然何を言ってるんですか?」 律「ただ聞いてみただけ…でどうなの?」 梓「そうですね…振り返れば幸せだったと思います」 梓「唯先輩はいつでも優しく接してくれましたし落ち込んでた時も励ましてくれましたし」 律「そっかそっかなら良かった。だって唯は……」 梓「唯先輩がどうしたんですか?」 律「いやいや何でもないよ」 梓「気になります。律先輩、教えてください」 律「いやほんとに何でもないって」 梓「じゃあ、この間の事を澪先輩に…」 律「待て待て!話すから」 律「話すけどこの事は唯には内緒だぞ」 梓「それ本当ですか?」 律「ああ、本当だよ。だから唯には内緒に……梓?あれ?」 梓(唯先輩…) 梓「唯先輩!」 唯「あれ?あずにゃん早かったね」 梓「唯先輩、話があります。良いですか?」 唯「うん、良いけど…」 梓「その…単刀直入に聞きます」 梓「唯先輩は…唯先輩は私の事が好きって本当ですか?」 唯「えっ!?どこでそれを?」 梓「答えてください」 唯「……うん、好き…ずっと前から…」 唯「…あずにゃんの事が好き……」 梓「付き合ってる人がいないのも…」 唯「あずにゃんの事が好きだから他の人と付き合う事が考えられなかったんだ」 唯「バカだよね。あずにゃんは関係ない事なのに」 梓「唯先輩…」 梓「バカは私の方ですよ。好きだと思われてる人に結婚報告をするなんて」 唯「あずにゃんは知らなかったんだもん…仕方ないよ」 梓「どうして告白とかしなかったんですか?」 唯「だって普通じゃないから…上手くいってもあずにゃんを幸せにできるか分からなかった」 唯「だから…だから…あずにゃんが幸せにさえなってくれれば良いと思ったんだ」 梓「唯先輩はバカですよ!本当にバカですよ!!」 梓「私を幸せにできてるじゃないですか!」 梓「私…私…気付いてしまったんです…唯先輩といる時が一番幸せだって…」 梓「唯先輩が大好きだって!!」 唯「あず…にゃん…」 梓「唯先輩、これからもずっと私と一緒にいてください!」 梓「そして私と結婚してください!」 唯「でも…でも…」 梓「私の幸せを…私を幸せにできるのは唯先輩だけなんです!」 唯「あずにゃん…」 唯「…私、頑張るよ」 梓「唯先輩…」 唯「これからよろしくね」 梓「はい!!」 唯「あずにゃん、似合ってるよ」 梓「唯の方こそ似合ってますよ」 唯「2人揃ってウェディングドレスがきれる時が来るなんて思わなかったよ」 梓「私もです」 唯「あずにゃん、私…今凄く幸せだよ」 梓「私もこんなに幸せな時は初めてですよ」 唯「そろそろ行こうか」 梓「はい」 神父「それでは誓いのキスを」 唯「今度は目を離さずに済むよ」 梓「私はもう唯しか見えませんから安心してください」 唯「梓…」 梓「唯…」 律「梓の奴が集まって欲しいって言ってたけどなんだろうな」 澪「さあ?本当になんだろうな」 澪「ムギはなんのことか分かるか?」 紬「私もなんのことか想像がつかないの…」 律「確かここだったな。とにかく入ってみよう」 梓「皆さん、集まって頂いてありがとうございます」 梓「今度…唯先輩と…唯と」 梓「私、結婚する事になりました」 終わり 夫ひでー!!許せん! 最後の集まりでの結婚宣言サイコー! -- (あずにゃんラブ) 2012-12-29 22 32 34 あずにゃんを嫁にできるだけでも全世界のあずにゃんファンに殺されても文句言えないってのに…あまつさえDVだと?本当に許せん! -- (名無しさん) 2014-03-23 23 33 53 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
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923 :黒桐幹也の結婚 ◆mGFGwAwBPU:2008/12/21(日) 22 26 17 煙玉で視界を遮られた僕がまっさきに行動したのは、先ほども言った通り唯一の出入り口を 塞ぐ事であった。 楓ちゃんの事だ。きっと、腹いっぱいになるまで食料を漁り続けるはず。 ……何でこんな食い意地の張った子になったんだろう、と疑問に思わないわけではないが、 蒔寺楓という女の子はそういう性格をしているのだ。 とは言え、予想の斜め上を簡単に行くのも彼女が彼女である所以である。 物事は慎重に、慎重に対処しなければならない。 でも、慎重に行動してもある意味、無駄な結果に終わる子なんだよな。 僕が出来る事は常識的に考えて最良の手を取る事しかできない。二重三重の罠を張り、 どうあがいても抜け出せない態勢を整える。逃げようとすればするほど絡まる蜘蛛の糸と 言うべきか。 所が、蒔寺楓という少女は二重三重に張った罠に気がつかずに堂々と真正面を歩き、真正面に 張った罠を物ともせずに強行突破する事が多々ある。その癖、妙な所でカンが良いので、絶妙の バランスで結果的に罠を回避する事もある。 すごく簡単に言うと、雀を捕まえるような籠罠に簡単に引っかかる癖に、その籠罠の中で暴れまわって いつの間にか籠が壊れてしまうような。そんな感じの子なのだ。 まあ、この辺りは物事を深く考える癖のある僕が勝手に思っている所でもある。 織だったら何も考えずに直接対決に持ち込み、力で圧倒できるだろう。力勝負で勝てないから、謀略で 戦わなければいけない僕との相性の問題と言えるかもしれない。 煙は中々晴れなかった。 小麦粉を使った煙玉だったら嫌だなぁ。あれは掃除をするのがすごく大変だから、厨房なんかで炸裂させた 日には、丸一日厨房が使えなくなるし、食器も全部洗い直しだよなぁ。 そんな事を考えながら、じっと晴れるのを待つ。 煙が晴れた時、厨房には楓ちゃんの姿は見えなかった。戸棚は締めてあるし、開いている窓ガラスもない。 床が盛り上がったような様子も無いし、冷蔵庫も閉じている。 心配していた煙玉の後についても、どこにも白いのは見えないため一安心と言った所か。後で、楓ちゃんを 捕まえてどこの煙玉を使ったのか吐かせないと、安心はできないが。生石灰とかの危険性を理解せず、平気で 使う子だし。 そんなわけで、厨房はいつのも通り、僕が知っている厨房に戻っていた。 テーブルの上に鎮座している、巨大な茶釜(正確には茶釜模様の風呂敷を被った何か)を除けば。 思わず、頭を抱える。 分福茶釜ですか。もう、無茶苦茶だな。 【選択肢】 A:茶釜を火にかけよう 下一桁の合計を3で割り、余りが0なら黒桐一人で、1なら式が、2ならギル子と共に火にかけます。 ホラーな展開にはなりませんので、ご安心を。 931 :黒桐幹也の結婚 ◆mGFGwAwBPU:2008/12/22(月) 18 31 11 テーブルの上に鎮座している推定40キロちょっとの茶釜をどうするか一瞬悩んだが、これが 茶釜ならば火にかけるしか無いだろう。 そもそも僕が厨房に来たのは、ギルガメッシュさんが湯浴みをするためのお湯を確保するためだ。 ならば、ここに鎮座する巨大茶釜を火にかけるのは、ごく自然な行為である。 そう自分に言い聞かせて、パンと頬を叩いて気合を入れる。 いや、実際に持ち上げれるのかとか、変な所を触ったらどうしようとか、うかつに近づくと噛み付か れないかな、とか色々思ったので。 それでも、ここでじっとしていても何かが変わるわけでもない。近づいた瞬間に逃げ出すのならば、 それはそれで追跡して捕獲すれば良い話だし、このままだとギルガメッシュさんが痺れを切らして やってきて、ますますカオスな状態になるのがオチである。その前にさっさと片付けるべきだ。 「ん? 黒桐。何やっているんだ?」 背後から式の声が聞こえたのは、そんな時だった。 「あ、式。お湯を沸かそうと思ってね。式こそどうしたの?」 諜報部には自習を命じていたから、今、式がここに来ても可笑しくは無いのだけれども、午前中一杯 くらいは質問攻めに合い、お昼の休憩時間は休憩時間で霧島さんたちに捕まると思っていたのでちょっと 意外な気がする。 諜報部に自習を命じた事については、彼らはそのまま遊んで良い時間と勘違いしてそうな話でも あるんだけど、これから式も諜報部の部員たちと一緒に行動する事が多くなるわけだし、親睦を 深めるという意味でも良い事だろうと思ったのもある。 直接の理由は式が仮の追悼式に参加できないとなって諜報部の部室に残ると言った時点で、部員たちに 何かやれと言った所で何も出来ないだろうなぁと思ったからなんだけど。 「もうすぐ昼だからな。お茶を用意すると言って逃げてきた」 そう言うと、式は疲れきった顔で椅子に座る。それでも、背筋はぴんと張っており、着慣れないはずの あの衣装を着ていても少しも気品を損ねていないのは流石だと思う。 「しかし、何で女子高生ってのは、あんなに体力のある生き物なんだ? しつこいくらいに同じ事を繰り返し聞いてくるし、胸は触るし。あれは違う生き物だろ」 「そういう式だって、現役の女子高生だよ」 そう僕が言うと、オレはああいう生き物とは違う、とため息をつきながら式は答えた。 相変わらずゴシックテイストな衣装を着たままでつくため息は、思わず息を飲ませるくらい魅力的で、 思わず抱きしめたくなる。 ここに居るのは茶釜を除けば僕と式だけだし、茶釜の前で朝の続きをするのも良いかな、と思った んだけど、やはり恥ずかしいだろうと思って自重した。 代わりに、先ほどギルガメッシュさんの魅力に負けそうになった自分を恥じる意味も込めて、 不審がられない程度に式を眺めた。 いつもの和服が隠す魅力だとすると、このゴシックテイストな衣装は見せる魅力だと思う。 式の好みに合わせと言うか、肌の露出という面ではこちらの衣装もそれほど無いのだけれど、 体のラインがはっきりと分かる分、強烈だ。 背中の黒い羽とか、黒い羽をモチーフにしたカチューシャといった小物が映えているのも良い。 そういう小物を用意して式に着せている辺り、メディアさんの本格志向というか、衣装に対する こだわりを感じる事ができる。ただの趣味ではないそれ以上の何かをメディアさんは持っている みたいだ。 でも、この冬木大戦(仮称)が起こるまではごく普通の一般主婦になっていたそうだから、暇つぶしに 覚えたという可能性もありそうだけど。 「どうした? お湯を沸かすんじゃなかったのか?」 「え? ああ、うん。その通りなんだけどね」 式の言葉に僕は少し慌てながら、テーブルの上に鎮座している巨大な茶釜を指差す。 心なしか茶釜が震えているような気がするが、気のせいという事にしておこう。 「何だ? アレは」 「何って茶釜だよ。さっき楓ちゃんが来ね」 「良い。皆まで言うな」 僕の発言を手で遮り、式も頭を抱える。さらに茶釜が震えている気がするが、きっと気のせいだろう。 「じゃ、あの茶釜を火にくべるか」 「いや、火にくべるのは流石にまずいかと」 火にかけるならともかく、くべると言うのは流石に物騒すぎる物言いである。一体、いつから式は こんな物騒な子になったんだろうか。 ……目が覚めてからだから、きっと橙子さんの影響だな。 「空焚きはまずいが、あの茶釜には水を入れる口がないぞ。シンクに水を貯めて、力いっぱいそこに 沈めるのなら水は入るだろうが、やってみるか?」 僕が言うと冗談で済むんだけど、式が言うと本気でやりかねないのを知っているのだろう。 茶釜はまるで沸いた薬缶のように激しく震えだしている。 「楓、三秒だけ時間をくれてやる。今すぐ出て行け。二度目は無い」 「し、式の姐御、さいなら!」 風呂敷をぱっと脱ぎ捨てると楓ちゃんは脱兎の如く逃げ出した。 【選択肢】 1:「雑種、まだ『ぶふぉ!』」 だが、突如現れたギルガメッシュさんと衝突し、逃げ損ねた。 2:「ふぎゃ!」 しかし、出入り口の所に足をとられ、逃げ損ねた。 0:「まったくあの馬鹿は」 「はは」(マキジ、逃走成功) A:運命の女神に任せてみる(下一桁の合計を3割った余りをそのまま0~2に)。 940 :黒桐幹也の結婚 ◆mGFGwAwBPU:2008/12/22(月) 21 40 47 「雑種、まだ」 「ぶふぉ!」 「「あ」」 風呂敷を脱ぎ捨てて脱兎の如く逃げ出した楓ちゃんだったけど、タイミングが悪かった。 厨房への唯一の出入り口であるドアをくぐろうとした瞬間、目の前にギルガメッシュさんが 現れたのだ。 しかも、ギルガメッシュさんもかかっていたのれんをめくった瞬間だっただけに、目の前に 現れた楓ちゃんを避けきれずに正面衝突。 二人は物凄い音を立てて、ひっくり返る羽目になった、というわけである。 「えーと、ギルガメッシュさん、楓ちゃん。大丈夫……ぶっ!」 は、鼻血が。 「どうした? 幹也」 「し、式。これは違うんだ。う、浮気とかそういうのじゃなくて」 ぼたぼたと零れ落ちる鼻血を必死で抑えているせいで、もごもごとしか言えていないが、 誓っても良い。あんな光景を見せられて変にならない男性は居ない。 「だからどうしたって……。ほう、そういう事か」 「だから違うんだよ、式! 僕が好きなのは式だけだから」 「コクトー。オレ、お前の一般論嫌いだ」 どこから取り出したのか式はナイフを構え、視線を強化している。 まずい、あれは本気だ。 「だから僕の話を」 「五月蝿い! 他の女を見るような目なら、今ここで殺してやる!」 「君が言うと洒落にならないんだって!」 片手で鼻を抑えながら、式が振るうナイフを必死で回避する。 怒りの余り大振りになっているので、運動神経のあまり良くない僕でも回避できるが、 本気で死の線を狙っているから洒落にならない。 「安心しろ、コクトー。お前が居ないなら、もう生きていく意味なんて無いからな。 オレもすぐに後を追ってやる」 「そ、その言葉は今じゃなくて、別の機会に、別の場所で聞きたいかな」 その言葉自体は嬉しいんだけど、殺気立った式にナイフで命を狙われている今言われても、 恐怖が先にたつ。 「お願いだから僕の話を」 「五月蝿い!」 「喧しいわね! 痴話喧嘩もいい加減にしなさい!」 何故か当然かは別にして、清楚なブラウス一枚だけで厨房に入ってきて楓ちゃんと衝突して ひっくり返ったギルガメッシュさんのアレをモロに見て鼻血を出した僕に対する式の制裁は、 メディアさんの介入により一時停止となった。 僕だって健康的な男性だし、不意打ちで見てしまえば鼻血が出るのは避けられないじゃないか! と強く叫びたいのだが、今朝に続いて再び正座で拘束されているため、何も言えなかったりする。 今度は式も逃げ出せなかったので式は隣で正座をしているし、ギルガメッシュさんは端に 動かした上でバスタオルをかけて寝かせられている。 頭を強く打ったみたいだけど、大丈夫かな? なお、逃走に失敗した楓ちゃんは晒し者にされるべく、テーブルの上で縛り付けられていた。 ……無事に終わるんだろうか? 【選択肢】いや、この調子だとギル子からの資源援助の話はさらに後になりそうなので。 A:メディア閣下によるお説教+ギル子着せ替え編及びマキジ取り扱い会議へ B:いい加減冗長気味なので、マキジの取り扱いを決めて翌週に移る。 66 :黒桐幹也の結婚 ◆mGFGwAwBPU:2008/12/28(日) 21 39 28 「良いこと! 柳洞寺は貴方達がいちゃくつための公園でもなければ、馬鹿ップルのための ラブホテルでも無いのよ! 朝、あれだけ注意したというのに性懲りもなく繰り返して。いい加減に反省しなさい!」 朝も思ったんだけど、拘束されて正座させられている状態で、これ以上どうやって反省の色を 見せれば良いのだろうか。 それに、今回はいちゃついていたのではなく、命の危険を覚える状況だったのだ。 というか、本気で恐怖を感じていたんですが。 「ふん、羨ましいだけの癖に」 「何ですって!」 だというのに、僕を恐怖に陥れた式はメディアさんをさらに怒らせるような事を平気で言う。 式も僕と同じく、正座の上で両手を後ろに縛られた状態でいて、何でそんなに強気に出れるのか 不思議で仕方ない。 睨み付けるメディアさんに対し、式もまた睨み返す。 「羨ましいなら、羨ましいと言えば良いんだ」 不貞腐れたように見える表情だが、僕はその表情の式を見て、何となく式もメディアさんが羨ましい んじゃないのか、と思った。 「夫婦だったら色んな事が出来るだろうが。それを伝えれば良いんだ。そのための夫婦だろ」 血で繋がる家族の中で、唯一意思で繋がる夫婦。 それは今朝の諜報部の部室前で葛木氏の汗を拭いていたメディアさんを見て、僕が思った事なんだけど、 夫婦というものは、やはり特別なものではないのだろうか。 恋人の上位に存在する、と言うと語弊があるが、夫婦というのはやっぱり特別な存在なんだと思う。 傍目にはかなり恥ずかしい事でも「夫婦だから当然だろ」と言われれば、当事者同士にお任せします、 という空気になるというか。 「そんな恥ずかしい事、言えますか!」 が、顔を真っ赤にしてメディアさんは否定した。 うん、初々しい。それでこそメディアさんだ。 「ふん。結局恥ずかしいだけか」 「貴方みたいな、恥じらいの無い馬鹿っぷるに言われたくないわ!」 「誰が馬鹿っぷるなんだ!」 「貴方達よ!」 結局、この呆れる以外にない子供のケンカは、風呂が沸いた事を伝えに来た葛木氏によってようやく 終了になる。 今朝も葛木氏によって終了になった事を思うと、メディアさんを止められるのは葛木氏しか居ない という事を如実に表していると言える。 先ほどの葛木氏に叱責されたメディアさんの異常なまでのうろたえぶりと言い、ここに柳洞寺の特徴と 問題が縮小されているな、と思ったわけであるが、正座させられている横で大声で怒鳴りあう光景、葛木氏が 来た瞬間に猫を被るメディアさんとここぞとばかりに追及する式。そして、それを受けて怒りをこらえる メディアさんという光景を見るのも精神的に厳しかったとだけ言っておこう。 さて、未だ気絶しているギルガメッシュさんだけでなく、式も一緒に風呂場に連れて行かれたんだけど、 一体どうなる事やら。 イベント:かしまし娘たちの入浴 このシーンは既に見てしまいました。『かしまし娘たちの入浴』をスキップします。 【選択肢】ついでなので式にも衣装を着せる A:ならば、俺は【 】を推薦するぜ! 先着5名。ただし、あんまり無茶な衣装は勘弁してください。あと、衣装によっては後のイベントに 影響するのでよろしく(セイバーリリィの鎧を纏ったギル子のステータスは決まった)。 こんな投票でした +... 67 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/12/28(日) 21 46 14 A:ならば、俺は【長襦袢一枚のみ】を推薦するぜ! スキップされたw 68 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/12/28(日) 21 48 01 A:ならば、俺は【黒セイバー】を推薦するぜ! ギルのセイバーリリィと並んで、二人はプリセイバー! 本家セイバーが来るとなおベネ(良し) 69 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/12/28(日) 22 09 53 A ならば、俺は【魔法少女風コスチューム】を推薦するぜ! 空の境界でカレイド杖の餌食になるのは誰だろうw 70 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/12/28(日) 23 17 30 A:ならば、俺は【和服】を推薦するぜ! 着慣れた服を着ている時が一番綺麗だよ 71 :僕はね、名無しさんなんだ:2008/12/28(日) 23 23 10 A:ならば、俺は【白装束】を推薦するぜ! 今日が遠坂凛の命日だ! 72 :黒桐幹也の結婚 ◆mGFGwAwBPU:2008/12/30(火) 17 16 05 「さあ、まずは湯上り式の姿を見て頂戴!」 「メディアさん、ノリノリですね」 テンションの上がるメディアさんに対し、僕のテンションは下がりっぱなしである。 それもそのはず、葛木氏に言われていそいそと風呂場に向うメディアさんは式の拘束は 解いたものの、僕は拘束されたまま置いておかれたので、無理な体勢のままひたすら式たちが 上がってくるのを待っていたのである。 今はというと、拘束は解かれているもののレフ板を持たされており……うん、アシスタント 代わりだな。メディアさんが持っているのはデジカメだというのに、何でそこまで気合を入れて いるのか。 なお、メディアさんはいつものローブ姿であるが、湯上りである。段々、節操なしになっている 自分が正直怖い。 「はははっ、黒桐殿。こういうイベントは楽しんだ方が勝ちですぞ」 憂鬱な顔をしている僕の隣には照明をもった零観さんが居て、こちらは完全に楽しんでいる。 照明係の地位は他の修行僧との勝負の末に勝ち取ったと言っていたので、まさに世も末である。 それで良いのか柳洞寺! と言いたいのだが、零観さんはそういう人だからなぁ。柳洞寺の将来は、一成君がどう 成長するかにかかっている気がしてならない。彼が上手い具合にフォローしてくれる事を祈ると しよう。 「さあ、ご入場!」 そうメディアさんが言うと、やはり開閉係りの地位を勝ち取った修行僧により、襖がパンと 開かれた。 そして、そこに居たのは……長襦袢一枚だけの姿と思しき式であった。 「………………」 「ど、どうだ?」 「メディアさん、式になんて格好をさせるんです!」 湯上りで少し濡れた髪、ほっこりしている式の表情、真っ白な長襦袢の下のほんのり桜色に 染まった式の肌。 どれも完璧であるが、式のこういう光景は僕が独占したいのであって、大勢の人に見せたくは無い。 「はいはい。嬉しいなら嬉しい、綺麗なら綺麗と言えば良いのよ。でしょ? お嬢ちゃん」 「幹也の根性なし」 「し、式。僕が悪いの!?」 「五月蝿い。根性なしが!」 理不尽だ、と言いたいが「ふん」と拗ねて横を向いた式も可愛いので強く言えなかったりする。 とりあえず、目の毒というか他人に見せたくなかったので僕の着ていた上着を脱いで式にかける。 前だけでも隠せれば良いだろう。 「次はギルガメッシュね」 「見よ、我の姿を!」 メディアさんがそういうと、パンと襖が開け放たれてギルガメッシュさんが登場する。横に居た 修行僧が開いた襖の直撃を受けて倒れたのだが、ギルガメッシュさんは気にしていない。 勿論、僕ももう気にしない事にする。 「……白装束?」 「うむ、巫女が着る服だ。今もなお絶大な信仰を誇る我には相応しい装束であろう」 そう言うとギルガメッシュさんは腰に手を当て胸を張る。胸を張った瞬間、またぷるんと 揺れて……僕は式に思いっきり頬を抓(つね)られた。 「い、痛い。痛いってば」 「五月蝿い」 いや、式。だから、僕も男なんだって。 真っ白な襦袢に僕の黒いドレスシャツを纏い、恥ずかしげにもじもじする式はとても魅力的なの なんだけど、同じような白い衣装でも恥じらいというのをどこかに忘れたように動き回る ギルガメッシュさんは、別の魅力があるのは否定できない。 だからそこまで抓るのは止して欲しいんだけど。 「所で、白装束はともかく、ツインテールと黒のニーソックスは何故なんです?」 「ああ。それはあのお嬢ちゃんの所を模しているのよ。ほら、切腹の時に白い衣装を着るでしょ。 あれよ」 「ギルガメッシュさんで遠坂陣営のトップの死に装束を模したわけですか」 「む、そうなのか。この衣装は肌触りも良く、動きやすいから気に入ったのだが」 「お前なら、その格好でも遠坂に攻め込んで滅ぼせるだろ」 ツインテールと黒のニーソックスで遠坂凛を模し、それを死装束を模した白装束で ギルガメッシュさんに着せるというメディアさんの考えは外交的にはどうだろう、と思うのだが、 ギルガメッシュさんが気に入っているみたいなので良しとしよう。 というか、式。ギルガメッシュさんに対して「お前」という言い方はないと思うんだけど。 風呂場で何かあったのかな。 「どうだ? 黒桐」 「似合ってますよ」 式の居る横で感想を求められれると正直困るのだが、似合っているのは事実なので僕は素直に答えた。 隣に居る式が露骨に膨れた顔を見せたのだが、かと言って似合っていないと嘘をつくわけにもいかないし。 それに、これは(きっと)メディアさんがコーディネートしたものだから、ケチをつけると メディアさんのセンスも否定する事になる。 実際、長襦袢も含めてメディアさんのセンスは良いと思うし。 「では、次の衣装を着てくる! 雑種よ、期待して待っておれ!」 「はい。式の姿もギルガメッシュさんのお姿も楽しみです。式、暴れまわったら駄目だよ」 どうも衣装を着るのが気に入ったのか、ギルガメッシュさんは気合を入れて僕に宣言する。 二人の着飾った姿を見るのは嘘偽り無く楽しいし、楽しみだ。 ただ、あんまり過激な衣装は勘弁して欲しいというだけで。 「それでは、待っている間に来週の基本方針か現状の確認の話しでもしますか。女性の着替えは 長いものと相場が決まっていますので」 この場所には僕が居て、零観さんがいて、特別審査員席という札のかかった座布団に正座した ままの葛木氏がいる。 トップであるメディアさんは二人の着替えのために一緒に奥に行ってしまったが、柳洞寺の重要幕僚が 二人もここに居るのだから、時間を無駄にする事はない。 僕はそう思った。 【選択肢】 A:来週の基本方針について話し合う B:現状の柳洞寺について確認する C:現状の衣装大会について確認する 85 :黒桐幹也の結婚 ◆mGFGwAwBPU:2009/01/01(木) 08 02 28 「では、現状の確認を行おう」 葛木氏のその一言で僕たちは現状の確認を行う事に決まった。 メディアさんが着せ替えショーをやっている最中も、まったく動じる事も口を開く事もなく 座布団に正座をしたままだった葛木氏の発言だけに、僕も零観さんも反対する気はない。 「だが、その前にそこで聞き耳を立てている蒔寺を始末しよう」 「げ! 先生、気付いていたのか!」 葛木氏が物騒な発言と共に楓ちゃんの方を見ると、今まで寝たふりをしていた楓ちゃんが ばたばたと暴れだす。 「……あの、流石にその発言はどうかと」 「はっはっはっ、流石は葛木殿。どんな時でも手は抜きませんな。 しかし、彼女は葛木殿の教え子でもありますし、ここは一つ穏便に」 「いや、遠坂陣営に所属する者が敵対する陣営に忍び込んだ以上、失敗すればどうなるかは 蒔寺でも分かるはず。当然、その覚悟も出来ているだろう」 「出来てねー! アタシはそんな覚悟、今まで一度だってした事が無いぞ!!」 ぐるぐる巻きにされた状態でなお暴れまわる楓ちゃん。まあ、始末するとか言われると 暴れるのは当然だと思うんだけど、軽率な行動の結果なので何もいえない。 それ以前に、盗み食いをするために侵入するという時点でどうかと思うのだが。 「安心しろ。一撃で仕留めよう」 「全然安心できねー!」 その後、このまま始末するよりは身代金なり強制労働なりで使い道があると説得した事により、 葛木氏はその拳を収めた。 葛木氏が本当に楓ちゃんを始末する気だったのか、それともこのままだと暴れそうな楓ちゃんに 釘を刺したのかは分からない。が、とりあえずアイマスク+ヘッドホンで合意できたのはお互いに 良いことだと思う。 「アタシはちっとも良くないぞ! これじゃ、一発屋の芸人じゃないかー」 ああ、ダースベーダーの曲と共に連れて行かれるやつね。 出演者のうち、かなりの人が未だにあの曲が流れるとドキっとして、挙動不審になるという。 うん、気持ちは分からなくもない。 「じゃ、僕がここに来るまでの流れを簡単に説明し、そして今週に起きた事とやった事を 表記します。間違っていたら訂正をお願いしますね」 暴れる楓ちゃんに「本当にこのまま始末しても良いの?」と軽く脅しをかけた後でアイマスクと ヘッドホンをつけ、こちらの話が分からないのを確認した上で、僕たちは現状の確認を行う事にした。 僕の言葉に二人は軽く頷く。葛木氏は変わらぬ真剣な表情で、零観さんは相変わらずの人の 良さそうな笑みだが、意味するものは同じだ。 「まず、冬木大戦(仮)のきっかけと経緯……は置いておくとして、柳洞寺は大戦の勃発と共に 後藤君を軍師として雇い入れ、彼に戦闘指揮以外の全権を委任したわけですね」 「うむ。彼は中々どころかかなり優秀なのだが少々政策がふらつき気味なのが心配の種でな。 まあ、そこはキャスター殿や私らでカバーすべき所だろう」 後藤君という人は何かに影響されやすい人らしく、時代劇を見た次の日はござる調、刑事物を 見た次の日は「ボス、○○です」という感じの人だ。 だからと言って自分の無い無能な人でもなく、「自分というものは持っているが、それ以上に 現状で最大限楽しむ事を優先する」という人のようだ。 そういう面では諜報部の部員たちに近い存在かもしれない。後藤君も高校生だし。楽しみすぎて 自爆するようなちょっとどころかかなり困った面の持ち主でもあるが。 「その後の柳洞寺は、商店街や穂群原学園との関係を強化しつつ、資金不足を解消するために 様々なイベントに参加し、柳洞寺に対し一方的な敵視政策を止めぬ遠坂陣営に対抗するために 諜報部を設立。内政では間桐陣営との接近を図る、という所でしょうか」 「外交はどうかなぁ。むしろ、強欲な外交方針を採った柳洞寺が間桐陣営に引き釣り込まれた、 というのが適切な気がするが」 「零観殿の指摘通りだ。後藤の方針は『言うだけなら損は無い』だ。 合意できても見返りが大きい分、こちらの持ち出しも大きくなる」 「そう言えば、そうでしたね」 柳洞寺の過去の外交交渉を見ると、外交方針に「強欲」と着かないか不安になるくらい強気の 外交方針を貫いている。 最終的には前の条件で合意する事があるとは言え、 『どこまで譲歩できるか教えろ!』 と言わんばかりの外交方針は正直怖さすらある。まあ、そんな外交方針の一方でセイバー陣営に対し 資金援助を行っているのだから、硬軟合わせた方針であると言えると思うが。 「とは言え、セイバー陣営の外交情報を常時開示させているのは流石と言えます。これにより、 セイバー陣営は常に『柳洞寺に外交情報を公開している』事に意識を払いながら外交を展開せざるを 得ません。 それでいて、セイバー陣営との親密度は現時点で信頼されているレベルですから、上手い外交を 行っていると言えるでしょう」 外交情報とは言え「常時開示」という行為はセイバー陣営の未来の外交を縛るものである。 親密度の上下だけで全てが語れるわけではないが、セイバー陣営がどの陣営を重視し、どの陣営と 敵対しているのかは簡単に分かる。 現状のセイバー陣営は遠坂陣営と親密な関係にあり、柳洞寺と間桐陣営を信頼し、イリヤ陣営を 警戒し、ギルガメッシュ陣営と敵対している。この数値が大きく動いた時、それは何かが起きる 前触れになるだろう。 「そう言えば、後藤君は今どこに?」 「間桐邸だ」 「今週は間桐陣営ですか」 外交というのはどうしても偏るものだが、柳洞寺の外交を見ると、中立組織では穂群原学園、 他勢力ではセイバー陣営に偏っている。 穂群原学園は葛木氏の勤め先であるし、一成君や諜報部員の所属する学園でもある。また、 間桐、セイバー、遠坂の3陣営も学園に所属する幕僚がいるため、学園と親密である事は圧力を かけるにせよ優遇するにせよ、メリットが大きい。 他勢力については、これまでセイバー陣営との関係を密にしてきたのだが、遠坂陣営と 敵対していた最中に「弓道部の部費削減」というカードを手に入れ、例の「強欲」外交の結果、 これと取り消しと引き換えに戦闘技術(騎乗)、部隊の編成方式、 資源40と破格の提供を 受けている。 ただ、同時に間桐陣営と対遠坂で共同戦線を張る事が決定しているため、渡りに船と考えるか 間桐と遠坂の戦いに柳洞寺が巻き込まれたと見るか難しい所だけど。 「うむ。間桐陣営から『今こそ遠坂陣営を攻めるべきです』という要望があってな」 「いや、まずいでしょう!」 確かに遠坂陣営の戦力が大幅に低下した今は、攻めるのには良い機会かもしれない。 だが、相手も死に物狂いで抵抗してくるだろうし、火事場泥棒の印象を与えるのはまずい。 自業自得な面があるとは言え、アーチャーさんが消滅している以上、騎士道精神溢れるセイバー陣営の 介入を招く可能性もある。 それ以前に、現在の柳洞寺の戦力ではとても攻められないのであるが。 「後藤君が間桐の代表を説得しているが、果たして説得できるかなぁ。出来ねば、条約違反か無理を 承知での出兵となるが」 そう口では気楽に言う零観さんであるが、心情的にはかなり不安なのだろう。ただ、それを表情に 見せないだけで。 外交とは一国のみで行えるものではないのが難しい所だ。 「つまり現状は」 「遠坂陣営と全面戦争をしにくくなっています。幕僚の一人が消滅し、もう一人の幕僚がここで 拘束されているわけですから、遠坂陣営の弱体化は計り知れません。 しかし、急速に弱体化したが故に、セイバー陣営の介入を招く可能性が高くなっているのも事実です。 セイバー陣営からすると、ここで遠坂陣営に滅亡されると単独でギルガメッシュ陣営を戦わないと いけませんから、滅亡は避けたいはず。 それに、遠坂陣営も滅亡寸前となれば、セイバー陣営の保護下に走る可能性もあります」 「追い詰めすぎないように、か」 「そうなりますね」 こちらが悪くないのに馬鹿げた話、と切って捨てるのは簡単だが、そうもいかないのが現実である。 「黒桐殿。今、ここにギルガメッシュ殿が居て、キャスターと意気投合しているな」 「はい。付け加えるなら、僕は従者としてギルガメッシュさんを接待し、かなり気にいられた模様です」 もう一つの状況に気がついたのだろう。葛木氏の確認に僕は補足を入れる。 「それはセイバー殿から見れば」 「そうです。柳洞寺がギルガメッシュ陣営と組んだ確固たる証拠に見えるでしょう」 ギルガメッシュさんはそれが分かっていたのだろうか。いや、分かっていなくてもそれが出来る王を 僕たちは優れた王と呼んでいるんだろう。 近い将来、ギルガメッシュさんとセイバーさんの対決が再開した時、柳洞寺はどうなるのだろう。 どちらかの陣営に就くのか中立を維持するのか。はっきりしているのは、純粋で無邪気に見える ギルガメッシュさんによって、この火種が投げ込まれたという事である。 ……ついでに、アイマスクとヘッドホンをつけてノリノリに体を動かしている楓ちゃんも事態を さらにややこしくした一人なのだが。 どっちも自覚がないのが実に問題だよなぁ。 (本編からすると突然ですが)イベントが発生しました。 ギルガメッシュ(女性):雑種どもにお年玉をくれてやる! ゲームの時間は分かりませんが、今日は元日。元日と言う事で、ギルガメッシュ(女性)から 後藤君にお年玉があるそうです。 【選択肢】もらいますか? A:当然もらう B:お返しが大変なので遠慮する 94 :黒桐幹也の結婚 ◆mGFGwAwBPU:2009/01/01(木) 16 41 15 ギルガメッシュ(女性):ならば雑種ども、好きなのを選べ! 選択によって、下記のイベントが発生いたします。 ギルガメッシュ(女性):魔女、暫く世話になるぞ(ギル子亡命) 7ターン開始直後にギルガメッシュ(女性)が柳洞寺に亡命してきます。 元々、ギル子ファンである作者が黒桐本編に本格的にギル子を出したいという願望のルートです。 ランサー:まあ、そういう事らしいんでよろしく(ランサーのレンタル) 7ターン開始直後にランサーが訪れ、暫く逗留します。柳洞寺の幕僚不足を補えるお年玉です。 式:あのなぁ。オレは三助じゃないんだぞ(お風呂でいちゃいちゃ) IFルート。式とギル子と黒桐君のお風呂シーン。本編には多分関係ない。 虎:何でなのよー!(ポニ虎を先送りにする) いや、悪戦苦闘中なので(苦笑) 【選択肢】あけましておめでとうございます。今年もよろしく。 A:ギル子亡命 B:ランサーレンタル C:お風呂でいちゃいちゃ D:ポニ虎は可愛いが難しい 163 :黒桐幹也の結婚 ◆mGFGwAwBPU:2009/01/03(土) 21 26 38 ギルガメッシュ(女性):雑種ども! 我よりランサーが良いというのか! だが、確かに亡命などというのは ケチな話だ。我の財産全てを持って黒桐を婿にしようではないか。 黒桐:いや、それはそれで困るのですが。 ランサー:おう、坊主ら。まあ、そういう事らしいんでよろしく ギルガメッシュさんが暴れていますが、とりあえず何と無かった模様です。 このイベントによる影響は以下の通りとなります。 7ターン開始直後にランサーが訪れ、暫く逗留します。 「宗一郎様、お待たせしました!」 「いや、大丈夫だ」 僕らが現状について確認をし、現在の柳洞寺が思った以上に微妙な立場に置かれているのを確認し 終わった頃、メディアさんが再び襖を開けて登場した。 「待たせたな、雑種!」 待たせたな、と言いつつ、実のところ待ちきれなかったみたいで、メディアさんの登場から一呼吸置いて、 ギルガメッシュさんが登場する。同時にギルガメッシュさんの後ろに隠れるように式がいるのだが、流石の 式もギルガメッシュさんの後では、目立たない。というか、ギルガメッシュさん、目立ち過ぎです。 「見よ、我の姿を!」 そう言って胸を張るギルガメッシュさんの姿は、黒いリボンを除けば白一色で染め上げられた姿であった。 白銀の胸当て(ドレス付き)、白銀の篭手、白銀のブーツ、そしてポニーテールにした髪に黒いリボン。 金髪の髪に黒いリボンはどうかなと思っていたが、これが予想以上に似合う。何よりも、白銀の甲冑が ギルガメッシュさんの神々しさをより一層引き立てている。 「…………ど、どうだ? 幹也」 一方の式は全身を黒い鎧で覆っている。ブーツから剣まで黒一色。黒くないのは式の髪と顔だけという 有様だが、それでいてちょっとおどおどした式は可愛い。 白銀で自信満々のギルガメッシュさんと、黒色で少し自信なさげの式という組み合わせは思った以上に インパクトがある。というか、うん。こういう姿の式も良いものだ。 ただ、式はいつも着物姿だから今みたいな甲冑は苦手で、動きにくそうだけど。 「似合ってますよ、二人とも。ギルガメッシュさんは神々しいし、式は可愛いよ」 僕の言葉に、当然だと胸を張るギルガメッシュさんに対し、式はほっとした表情を見せる。 式の場合、慣れない姿だから不安だったんだろう。というか、何で甲冑姿なんだろうか? 確かに ギルガメッシュさんとのコンビは見ていて楽しいというか、綺麗というか、そんな感じなんだけど。 「式の姐御、強そうだなぁ。ギル子とどっちが強いんだ?」 僕たちの話し合いが終わったためアイマスクとヘッドホンから解放された楓ちゃんは、二人を見て そんな事を言った。 「知らぬのか、雑種。我は最強なのだぞ」 「少なくとも交わすのは難しそうだ。いつもの服の方が動きやすい」 楓ちゃんの発言で交戦に至るかと思ったが、どうやら式は今の格好が御気に召さないようだ。 着物も案外重たいものだし、動きにくさという面でもいつもの着物も戦闘には向いていないと思う のだけれども、式にとっては今の甲冑姿の方が動きにくいらしい。 「まあ、甲冑はちょっと大きすぎたかしら。貴方は装甲で耐えるよりも機動力で引っ掻き回す方だからね。 今度は、もっと動きやすいのを探しておくわね」 「……いい。オレはいつもの着物で十分だ」 「あら。あのゴスロリ衣装も可愛いのに」 そう言ってにっこり笑うメディアさんに対し、式はげんなりとした表情を見せる。 まあ、気持ちは分からなくも無い。 「それでは、最後の衣装よ!」 「うむ、我に任せよ!」 「……好きにしてくれ」 力強く宣言するメディアさん、自分こそ主役と譲らないギルガメッシュさん、けだるそうな式。 三者三様と言いつつも、気合を入れて元気一杯の二人に比べて諦めている式が気になる。 「式、疲れた?」 「なんでこう、女ってのは着せ替えが好きなんだ」 そう言うと式は、はーとため息をつく。 こらこら。前にも言ったけど、ため息を一つつくと幸せが一つ逃げるんだよ。 「式も着物や刀なら何時間鑑賞したり、身に着けてみたりしても飽きないでしょ。それと一緒だよ」 「着物なんて、着たらどれも一緒だ」 「お、式の姐御も着れれば良い派か。だよなー。ポリエステルの着物は偽物なんて言う奴もいるけど、 着物なんだから着れれば良いのに」 「素材による肌触りや好みの差はあるが、拘る所ではないな。寧ろ、作りが雑な方が気になる。手を 抜けば一発で分かるぞ」 「そうそう。この前、大島紬の偽物を見つけたんだけど、丁寧に泥染めしてあって。 あれって勿体無いよな。大島紬にしてなければ高値で買い取れたのに、してあるから偽物になって 買い叩いたんだけど」 式の意見に楓ちゃんが頷く。 こういう所が流石は名家のお嬢様たちと思う所だ。というか、話が弾んでいる辺り、式も人の事は 言えないと思うよ。きっと着物なら、何着でも平気で着こなせるんじゃないかな。 「ほらほら。そこで喋ってないでこっちに来なさい。これで最後だから。そこのお嬢ちゃんも来なさい。 良いのを着せてあげるから」 「お、アタシの眼は厳しいぜ!」 いつの間にか後ろ手に縛られていたロープを外した楓ちゃんは、メディアさんに言われて自ら進んで 着替えの部屋に行く。その後ろから、諦めたように式もついていき、こちらはまあご愁傷さまと言った 所である。 うん、やっぱり楓ちゃんは大物過ぎるくらい大物だ。葛木氏に始末させられかけた事なんて、 これっぽちも気にしていないんだろう。 そして、10分後、 「見よ、雑種。我の姿を!」 現れたのは、メディアさんのローブを着込んだギルガメッシュさんと 「そ、宗一郎様。どうでしょうか?」 白無垢姿のメディアさん。 「旦那! 式の姐御の着物だぜ!」 式の着物を着てノリノリの楓ちゃんと 「は、恥ずかしいだろ。この格好は」 魔法少女風の衣装を着てステッキまで持った式の姿であった。 さて、ここに今や懐かしいインスタントカメラがあるんだが、誰を撮ろうかな。 【選択肢】誰を撮りますか A:ギル子 B:キャスター C:マキジ D:式 黒桐幹也の結婚 第6ターン 17 黒桐幹也の結婚 第6ターン 15